祥雲金龍
(しょううんきんりゅう)
祥雲(しょううん)は吉兆の雲を表します。
黄金の龍が祥雲たなびく天空へと昇る姿にめでたさと縁起の良さを重ね、お客様により多くの幸が届きますようにとの願いを込めて、「祥雲金龍」と命名しました。
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一ノ蔵の第二蔵 金龍蔵の歴史と名の由来をご紹介します。
金龍蔵
宮城県一迫、昔ながらの造り酒屋の風情を残し、岩山を背負うようにひっそりと佇む金龍蔵は、文久二年創業の歴史ある酒蔵です。現在でも、杜氏が蔵人と賄いを率いて酒造りの期間中蔵に泊り込み、昼夜を問わず酒造りに向き合います。この作業体系で酒を醸しているところはとても少なくなりました。金龍蔵は、高精白米の原料米を使用し小仕込み・寒造りにて行っています。さらに、よりきめ細やかな酒造りを目指して、麹造りは全量1升盛(白米約1.5kg)の蓋麹を使用して醸しています。南部杜氏伝統の手づくりの技は今日まで変わることなく蔵人たちの手で守り続けられてきました。
蔵を構える一迫は、良質の米に恵まれた伊達家の御膳米産地であったことから「金田」の地名が残っています。更に、栗駒山を水源とする迫川が町内を悠々と流れ、良質な米と水は酒造りに適した自然環境です。蔵名は「金田」から「金」の字を、そして中国で水の神とされる「龍」の字を頂き「金龍蔵」と名づけられました。昇り龍の如き勢いを感じさせる縁起の良い蔵名です。
金龍蔵HPより
「祥雲」は、吉兆の雲を表し、自然界では虹色に染まる雲を指します。
雲は龍の住処といわれ、古くから水の神として崇められる龍が、祥雲のある天空へと昇る姿は、吉兆と縁起の良さが重なり、多くの幸が皆様に届きますようにとの願いが込められています。
2本のみ縁起のいい日本酒、是非お試しくださいませ。8日火曜日はお休み頂戴いたします。