《大矢孝酒造の地元向けブランド「残草蓬莱」の新酒》
2011年、平成23BYの南部杜氏自醸清酒鑑評会 純米酒の部で首席に輝いた神奈川県の大矢孝酒造は今や神奈川県の実力蔵として全国から注目を集める存在です。
その大矢孝酒造が造られた今年最初の新酒は地元向けブランド「残草蓬莱」の純米しぼり立てです。
グラスから飛び出すように感じる鮮烈な新酒ばな、爽やかな酸味を感じるフレッシュ感。
しかし、中盤に差し掛かると一転、荒削りのコクや酸味、様々な旨味の要素が舌に猛然とコンボを叩き込みます。
迫力満点のジューシー感に舌が酔い始めた頃、素朴で優しい甘さが感じられ、そのまま残り香として後味を豊かに広げます。